夏季頭痛の小説捨て場

小説捨ててあります

非日常人気なさすぎワロタ

非日常の閲覧数0ww

やばいっすね、続ける意味がなくなってきましたねwww

そもそもネタがダメだったって、最近気が付きました。

てなわけで、今後はたぶん非日常をリメイクした日常的ストーリーに転換するかもしれませんww

 

ではではーー

―――羽音――― 第一話【誘】

―――羽音―――   
製作:製作してない製作委員会 
著:夏風邪

初心者から毛を抜いたようなks文才ですが、よかったらどうぞw

 

『現実は小説より奇なり』という言葉をご存じだろうか。
そう、言葉通り、「現実というものは小説の中の出来事よりも奇妙なもの」ということである。
たとえば、心霊現象、あれが例になるだろうか。

まぁ、そんなこんなで
もしあなたが、『小説より、または小説並の奇』に巻き込まれたら、どうしますか?

 

――――――20XX年、東京、午後10時
「……はっ、はぁ、はぁ…」
走る
「………っ!!」
逃げる

「ッッ!!」
なぜ、逃げる?
「…あ、あぁ………」
怯える

何故、怯える?

人間は、どんなに強かな者でも、【死】に直面したとき、「泣く」ほどの恐怖をおぼえるという。
そう、「彼」は
「ぅう……うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
【死】に、近寄りつつあった


時はさかのぼり、2日前……
「ぅあぁ……ダリィ…」
学力のレベルで言ったら「普通」な、ごく一般的な高等学校に通う少年、「白河 舜(しらかわ しゅん)」は、背伸びをしながらそう呟いた。
学力テストも終わり、疲れ果てていたのだ。

彼、「白河 舜」は、ルックスは「普通」、学力も「標準」なごくごく一般的な、「普通」少年だった。
長けていることと言えば、スポーツがかなりでき、体育などの成績が非常に良いことくらいだ。
少しだけ気が軽かったりもするが、不良なわけでもなく、喧嘩もしない。
そんな彼はいま帰宅している途中だった。

「……あぁ、そういや今日【パチモンファンタジー】の発売日だったっけ…」
などと独り言を呟く舜に、もう一人少年がやってきた
「うぃぃっっす!!!!なんだなんだ!!?テンション低いぞシュ~ンww」
「…ったく、今日もテンション高ぇな、昂寺」
元気なさげだった舜に元気よく挨拶した彼は、舜の幼馴染であり、親友の「天丈寺 昂寺(てんじょうじ こうじ)」という。
名前に【寺】が二つ付くことから『てらっち』やら『寺男(てらお)』とかいう謎の愛称で呼ばれたりしている。
とうぜん彼はその愛称を拒んではいない、むしろ『逆に呼んでくれ!』とでも言わんばかりだ。

「おぅ!俺のスローガンはいつでもHIGHTENSION、だからナ!」
「なんで『ハイテンション』英語で言った……」
仲は悪くないのだが、テンションについていけず、去年あたりから少しだけ距離が離れている…
まぁ、俺が一方的に遠ざけてる感じだが……
舜はつい、今の言葉が口から洩れそうになった

「……ま、いつも接してくれて、感謝、かね」
小声でつぶやく
「おぅ?なんか言ったか?」
「なんでもねぇ」
小さく、笑いがこぼれる


学校から二人の家まではかなり遠い
二人の家の場所は違っているが、近くはあるため、しばらくは二人で移動することになる。

帰路を疲れながらも歩いていると、二人の女子生徒に声をかけられた。
「おっ、舜に昂寺じゃん、今帰り?」
「おにーさん、今日はゆっくりだね」
初めに口を開いた、舜と昂寺を呼び捨てした少女は、幼馴染の「園山 みさき(そのやま みさき)」
その次に、舜を『おにーさん』と呼んだ少女は、彼の妹であり「白河 由紀(しらかわ ゆき)」という。
みさきは小学校からの知り合いだが、かなり仲が良い、特に昂寺とは。
元気がよいところが似ているからだろうか………
由紀の方は、人見知りで、昂寺やみさき以外には友達がいない。
外見的には、幼さが残るかわいらしい少女なのだが……
「……ま、世界にはいろいろあるわな」
「なに?独り言?」
「あっ!そういやコイツさっきから独り言いっててさ!ちょっと変なんだよっ」
「おにーさん、透明人間とお友達になったの?」
やばい、なんか変な雰囲気になってしまった
つい独り言を言ってしまう性格があだになったか……
舜は、『とりあえず』後悔しておいた。


4人そろって帰宅する
「なんか、小学校のころ思い出しちまうな……」
ふと、幼かったあの日を思い出す。
学校帰りに菓子屋によったり、鬼ごっこや、駆けっこをしたりもした。
…もちろん、ちょっとやんちゃもしたり
彼らはいつも4人だった。
他に友達がいないわけでもないが(由紀はのぞく)、なぜか遊ぶときは、必ずこの4人だった。
ふと昂寺が「みさきって、あの頃はけっこうおとなしかったよな」などと言った。
そうかなぁ?と笑うみさきにつられ、皆も笑っていた。
今度は舜が話題をふる
「昂寺は、変わってねぇどころか悪化したよなw」
「アッカ!!?悪化とはなんだ悪化とはっ」
と、昂寺は彼が想像した通りの反応を示す。
皆は再び笑みをうかべる
やはり、皆面白い奴だ、と舜は心の中で呟いた。


分かれ道に着いた
みさきとはここでお別れだ。
「…じゃな、みさき」
「また明日!だな」
「……またあした~」
俺たちは手を振る
みさきは振り返す
当然の行動ではあるものの、やはり心が温まるような気がする…
「さてと、俺らも早く帰ろうぜ……」
再び帰路につく
ここからでもまだ遠い
なぜこんなにも遠いのかって?
昂寺は知らないが、うちは小さいころに引っ越してきているため、土地が街のはずれにしか残っていなかった。
というわけで、しかたないので「そこ」に住むことになった。だから遠い。
「まぁ、寄り道とかできてありがたいけど」
おっと、また独り言を口走ってしまった。


「あ、俺ちょっと【パチモンファンタジー】買って帰るからさ、先に帰っててくれ」
商店街のあたりまで来ると、舜はそう言った。
【パチモンファンタジー】とは、今話題のRPGで、本日発売だった。
内容は【パチオンモンスター】とかいうわけのわからない気持ち悪い生物を倒す、冒険系のゲームだ。
ただ、モンスターのグラフィックが非常に気持ち悪い
なぜ好評なのかは不明である。
「おぉ、そうか、わかった!…ゲームばかりやるなよぉ?」
「お前は筋トレばかりやるなよ、勉強しろ」
などと漫才まがいの行動をとる。
ちょっとしたコミュニケーションのひとつだ。
「おにーさん、一緒に帰らないの?」
寂しそうな表情で妹の由紀が言う。
困ったような妹の表情に、微小だが舜の心に罪悪感が突き刺さる。
「おぉ、悪いな由紀、この熱血バカと帰ることにしちまって…」
「おい」
昂寺に突っ込まれる。
「おっと、じゃなかった。悪いな、一人で帰らすようなことになっちまって……」
しかし、漢は冒険に憧れるものっ、そう簡単にはとまれないさ!
「うん、わかった、じゃぁねおにーさん……」
「おぅ、ホントワリィ」
謝っておく
「ううん、いいよ…、『おとこはぼうけんにあこがれるもの、そうかんたんにはとまれないさ』、だもんね」
え?何々?テレパシー?心読んだ系な?
さっき思っていたことを正確に言われたせいか、驚いた。
だが、気のせいということにして、考えるのをやめた。
「んじゃ、二人ともまたあとで」
「おぅ!!早く帰れよ!!」
二人と別れ、ゲーム屋へ走る。

 

商店街を駆け抜け、いつも通っているゲーム屋へたどり着く。
もう舜は常連になっていたため、他の客や店長とも顔見知りだ。
「おぅ、舜、とっといたぜ!」
「うぃっす店長、ありがてぇ!!」
いつもとは違うテンションで会話をする。
舜ほどの常連客ならば予約なしで「とっといてくれ」と言えば、200円ほど高くなるが、商品をとっておいてくれる。
そういうあたり、店長は器の大きな人物なのだろう。
「うっし、ゲット」
【パチモンファンタジー】を入手し、機嫌が微妙に良くなる。
すぐにでも帰ろうと思ったが、他にも客がいたため(常連の)会話をしていくことにした。
「おぉ。白河氏、【PF】はもう入手しましたかな?」
舜のことを「白河氏」とよんだ小太りの青年、彼もまたここの常連である。
ちなみに【PF】とは【パチモンファンタジー】の略である。
発売が発表されてから数日後にできた省略名だ。
「あぁ、いましがた、な」
【パチモンファンタジー】もとい【PF】はアドホック通信を使い、近くにいるプレイヤーと協力プレイも可能だった。
せっかくてにいれたので、通信を試みたが
「っと、本体は家に置いてきたか……」
「そうでありますか白河氏……、では、協力はまたの機会に」
「おぅ」
そう、このゲームをプレイするためのハードは家にあるのである。
舜は意外と真面目なところがあり、校則は一つも破っていない、つまり、ゲーム機を学校に持ち込むようなマネはしない。
「さて、かえってさっそくプレイだぜ」

 


帰宅していた
それは普通だった
ただ、いつもとは違う雰囲気が、街中に広がっているのに彼、舜は気が付いた。
いつものにぎやかな雰囲気に交じり漂う、「異質」な、オーラのような、特殊な雰囲気。
いつもとかわらない、ケーキ屋から放たれる甘い香りやパンの香りに交じった、鼻をつく、不思議な香り。
その「異質」な空気は、路地裏、そう、もう閉まっていると思われる、店のような建物の間から発せられていた。
その「空気」は、『日常』を引っ掻き回すような、『この世のモノ』とは到底違う、そう言うならば
(…異……世界?)
まさかな
そう彼は思った
そのまま無視しようと思った、しかし
体は、無意識のうちに、その「空気」の出所へと向かっていた
引き返す気は、起こらなかった
非常に不思議な雰囲気に、すいこまれるように、身を動かす
「……やばい、か?」
そんな気もしなかった
何故だろうか

路地裏へ入る
夜な為か、やはり暗い
とくに何もなかった
(気のせい、だったか?)
そう思っていたが、歩いていくうちに、灯りを見つけた。
紫色の、灯りを

そこには人がいた
若い、自分よりも若い、つまり
(子供?)
小さな少年だった
「…物好きなもんだね」
少年は口を開く
しかし、声が重くまるで年寄りのようだった
いや、声そのものは、すこし高い感じの【少年】の声だが、これはとても表現しづらい。
そう、舜が初めに感じ取っていた『違和感』と『雰囲気』
それがきっと彼の意識をかく乱しているのだろう、いやそうとしか言いようがない。
「……物好き?」
恐る恐る、その少年に問いかける
少年は、鋭い目つきでこちらを見る
なぜか、恐怖をおぼえる
「……どうでもいいこと…、それよりも、なにか買っていくんじゃ、ないのかい?」
何?買っていく?
話がかみ合っていないものの、一つだけ理解した
ここは、物が売っている、そう「店」であること。
「なにが、売っているんですか?」
舜が聞くと、少年は
「お前の、明日を変える、お守りをね……」
と答えた
お守り……
なぜか不安でならなかった
(明日が、変わる?)
意味が理解できていなかった
脳の回転が速くなる
だが、とうてい意味を解読することができなかった
ただ、頭の中から、明日が変わる、という言葉がはなれなかった
不安で、冷汗が頬をつたう
そんな最中、少年は再び口を重く開く
「おや、でも、お前はもうもっているね……」
その言葉に彼の思考は一時停止した
その後で、自分が震えていることに気が付く
怖いわけでもなかったのになぜかがたがたと、震えている
もう、持っている…!?
訳がわからなくなった
そして舜は
「………っ!!」
意味もなく、逃げ出してしまった
思えば、これは大失敗だったのかもしれない

 

死に直面したものの、なんとか生き残ったとでもいうような顔で、舜は帰路についていた
覚束ない足取りだったので、ふらふらと、なんども転びそうになったが、なんとか家に着いた
「……なん、だったんだ」
彼は冷汗でびしょびしょだった
運動をしたわけでもないのに、一気に全身に疲労が走った
(お前の明日を変える……)
この言葉がふたたび蘇り、彼はびくついた
「っっ、なんなんだよ…くそっ」
叱咤する
怒りではないが、少しストレスが溜まってしまっていた
「今日はもう寝よう……」
家に入ると、妹がかわいらしく出迎えてくれたが、舜は気にせず、ふらふらと部屋へ向かい、そしてベットに倒れこんだ。
眠れたか、といわれると、全く寝ていない
理由はいわずともわかるだろうか
彼はずっとベットの上で震えていたという

 

―――――――――――――――――――
はい、ksでしたね~ww
ラストなんで怯えたしwて思った人もいるかと思われますww
いや、まぁ時間見つけて適当に書いた小説なんてこんなもんですよww
まぁ、お時間ありましたらちょいと見てくださいな
以上、夏風邪でした!!

 

 

 


 

非日常school移動について

非日常schoolを「小説家になろう」のほうに移動しますww

1話からのリスタートになりますがよろしくですww

 

さて、代わりに新しい小説を載せようと思いますw

そちらもよろしくっす

 

それでは夏風邪でしたっ!!

三話 あとがき

どうも夏風邪でっす

 

どうですかこの相変わらずのKSさ!!

 

やばいね、もうこれはやばい

 

ラストなんてもう眠いから適当に詰めちまったよはっはっはぁ!

 

まぁ、ここらへんでキャラ設定でも

 

メガロ・ディサイア

22歳男性教師、高等部2年ⅾ組担任、数学担当

身長146センチ、体重39キロ

 

多機能携帯可能((

見た目は幼女!!頭脳は漢!!名教師メガロ!!!

ということで小っちゃくて可愛い男性教師

ホントにスモール、もう幼女、って感じをイメージして作ったキャラ

荒っぽい性格だが、生徒に手を出さないため、結構優しいようだ。

能力を持たないが能力者よりも異常に強いため教師になっている。

 

 

田中 雅一(たなか まさいち)

17歳 高等部2年ⅾ組男子生徒

 

モブみたいな名前のやつが活躍したら面白いんじゃない!?なアホ発想から生まれたキャラ。

人付き合いがうまく、気さくで気楽、お調子者な性格で人気がある。

能力は「針をレーザー状にして飛ばす」、添付系の能力

柳火とは小等部3年のころに知り合った設定

 

以上です

これからもよろしく

非日常school 第3話 【非日常に熱血教師】

 

光は、あまり好きじゃない

 

前にも言っていたな・・・・・・

 

光はまぶしくて、目を開けていられないから

 

目を閉じると、暗闇になってしまうから

 

だから好きじゃない

 

でも闇はもっと嫌いだ

 

目を閉じても、開いていても変わらない、「暗闇」だからだ

 

でも、だからって、「ひかり」の向こうにはどうせ何もないんだ

 

「やみ」を超えても、どうせ、何もないんだ

 

そんなことを言って、僕は

 

逃げ続けていたんだ

 

 

4月3日

高等部に通う少年、千崎 柳火は、今日は珍しく速く学校についていた。

つまりは、いつもは遅く来ているということだが・・・・

理由は特にない、とも言い切れない

いつも学校にくると女子にきゃぁきゃぁ騒がれるから、というくだらない理由だ。

それ以外は、なにもなかった

いつもと変わらなかった

「まぁ、変わらないのは結構いいことでもあるんだけどな」

柳火は教室へ歩き出した。

 

・・・・・・・・・・・・・・

でも、本当の意味で何も変わっていなかった

 

「あぁ!!柳火クンおはよーーー!!」

「今日は早いね!!どうしたの!?」

「まさか、私達にはやくあいたくて?とか!?」

「きゃーーーー!!♡なにそれ!言ってほしい!!」

「柳火クン!言って言っておねがーーい!♡」

 

・・・・・・なんということだろう

柳火は一瞬目を疑った

夢でも見てるのではないかと

幻覚ではないかと

だがこれは紛れもない「真実」だった

なんと、女子は相当早い時間から登校してきているようなのだ。

思考が停止してしまった「少年」は少しだけ眩暈がしていた

(oh・・・・・マジデスカ)

「柳火クンどうしたのー?」

「「「「柳火くーーん!」」」

 

・・・・もはや合唱だった

「ほ・・・・、星夜・・・・、たすけて・・・・」

助けを求めてみる、が

 

返事はかえって来なかった

なんせ、来ていないのだから

(あぁ、早く来ても得することって、ないなぁぁ・・・・・・)

今日、彼は一つ学んだ

「早起きは、別に得はない」

 

8時になった

あと5分もすればHLが始まる

もちろん星夜も鈴村も来ていた

「星夜、早起きしても三文得しないね」

「は?」

今日も1日が始まる

 

キーンコーン・・・・・・

チャイムが鳴り響く

島全体に聞こえるように鳴らすため、かなり音がでかい

「音デカい・・・・・、いまだに慣れてないなぁ僕も」

「俺もなかなか慣れねぇなぁ・・・」

柳火と星夜は耳をふさいでいた

他の生徒はみんな何食わぬ顔をしている

「すごいよねこんな爆音にたえられるとか」

「確かにな、耳栓でも隠し持ってるんじゃねぇの」

そんなくだらない話をしていると、ガラっ、という音が聞こる

教師が入ってきたのだ

周りからはなぜか小さな笑い声などが聞こえてくる

その理由を柳火は知っていた

「メガロ先生、小っちゃいもんなぁ・・・・」

そう、教室に入ってきた「人物」は、

小学六年生を想像させるような、小柄な、いや、そんな言葉じゃ片づけられないくらいの「幼女」だったのだ

(まぁ、外見がねぇ・・・・・・)

「おい貴様ら!!なに笑ってんだ!!」

その「幼女」は、大きい声で怒鳴る(?)

なんともかわいらしい声だ

「て、てめぇら!!俺が小っちゃくて女っぽいからって、笑ってんじゃねぇぞ!!」

そう、この「幼女」にしか見えない人物は

わが二年d組の担任、しかも22歳に男性なのだ

しかし、それすら嘘とも思える顔立ちに体型・・・・・・

筋肉のついていない細い腕に、細い脚。身長は見ただけで150㎝くらいだろうか

顔立ちについては、かわいらしい少女のようなのだ。

そのため、生徒からは「ロリッ娘先生」やら「ショタ先生」、あげくに果てには

「ちびちゃん先生」なんてニックネームも。

しかし人気が高く、親しみやすいのがかなりの長所とも言える。

能力を持っていないらしいが以上に強く、いつでも鉄拳制裁できるはずなんだが・・・

(生徒に手を出さないあたり、優しいよなぁ)

そんなかわいらしい22歳の教師、名前は「メガロ・ディサイア」という。

メガロ先生の数学はとても分かりやすいのが好評だ。

「おい、柳火、いま、かなり失礼な創造してなかったか?しかもながながと・・・!」

メガロ先生は柳火を睨むようにみていた

周りの視線も柳火に集中していた

(やばっ・・・・・)

なんとか言い訳することにした

「いっいっいやぁぁ!!まっさか!そんなわけないですヨ!!想像はしてましたけど創造なんてしてませんよ!!」

言い訳するポイントまちがえたぁぁぁぁぁぁぁ!!

ナニ言ってんの僕は!!想像してたけど創造してないって余計に失礼じゃないか!!

柳火は言い終わった後にすごく後悔した

それはもう、まるで苦しむように

そんな葛藤のさなか、メガロ先生が震えた声で言葉を発する

「そ、そんなに俺が小さいか・・・・・・!悪かったな小さくて・・・・・・!!ガキに見えるかよ俺がっ・・・・・・・・!!!くそぅ・・・・・・!!」

メガロ先生は震えていた

たぶん怒りで、それもかなり強い

 

と、思ったら泣き出した

「ふぇぇんん・・・・・・、俺だってぇ・・・、好きでこんな体に生まれてきたわけじゃねぇんだよぉ・・・・うぇぇぇぇん・・・・・・・」

・・・・・・・やっちまった

まわりが冷たい目をしている

おいおい柳火~、なにやってんだよ、とか

柳火クンヒドーイ、とか

メガロたん泣かせてんじゃねぇぞplayboyが!!、とか

最後のは変態性が感じられたが・・・・・

まぁ、そんなことばも飛び交った

(とりあえず謝っておこう)

席を立ち、泣いているメガロの前まで移動する

 

そこで土下座した

「すみませんでしたっっっ!!!!!」

普段はあまり聞けない柳火の大きな声に教室のみんなは驚いていた

柳火が誤ってるとこ、おれはじめてみたわー、とかいう奴もいた

 

「なぁ・・・・・・」

メガロが何かを問うように聞いてくる

「はい、なんでしょうか」

「俺って、そんなに、子供に見えるのか?」

(うっ)

うるんだ瞳が異常にかわいくて、やっぱり22歳の男性には見えない

そしてやはり、柳火もたしかに一人の男である

そんなかわいらしい顔をみせられてしまったら

(やばい・・・・かわいすぎるっ、ホントに男かこの人!!)

・・・・・心の中で本音を吐き出していた

周りの目を気にしていたわけではないが、やはり口に出すのは恥ずかしい

なので、心の中で吐き出した

「メガロ先生・・・・・・」

「ふぇっ?」

・・・・・なんだこれ・・・・・・

「メガロ先生は、十分大人っぽいっすよ!!!」

「っ、そんな気休めはいらねぇんだよぉぉぉぉぉぉ!!!」

あれ?

チョップされた、斜め45度からの的確なやつを決められた

(いやだってあなたさっき「俺って子供っぽい?」って聞いてきたジャンすか)

どうやらメガロ本人もスモールだったのは自覚していたらしい

というより、自覚していたほうが正常である

(まぁ、さっきも自分で「小さくて女っぽい」って言ってたしね)

そのまま意識を失った、さらば柳火

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・保健室で目が覚めた

「大丈夫か?」

ベットで寝込む柳火に声をかけたのは星夜と・・・・

「・・・・・・田中君?」

「おう!大丈夫かよ柳火~、でもすげぇな、あのメガロっちのチョップくらって生きてるなんてなぁW」

そう、もう一人そこには男子生徒がいた

名は田中 雅一(たなか まさいち)

平凡な、見た目だけなら弱そうな感じの彼だが、戦闘成績は鈴村より上とか。

気さくでお調子者な性格なので、ウケがよく、クラスの人気者だ。

一応柳火とも友人関係はあるが・・・・

(そういえばあまり話してなかったな最近・・・・)

彼とは小等部のころに知り合っているが、進級してもクラスが合わないためか、あまり話していなかった

「あ、うん、大丈夫・・・、そういえば」

「ん?」

「田中君と喋るの久しぶりだね」

「そうか?」

雅一は頬をかきながら、すこしだけ首を傾げた

「そーーーかもしんねぇなぁ、なんせ、同じクラスになったのは4年ぶりだしなぁ」

「だね」

笑いあう

田中君は、いいやつだと思う・・・・

「ていうかいい加減、ま・さ・い・ちって呼べよな」

「ん」

そういえばまともに名前で呼んだことなんてなかったな・・・・

柳火はすこしだけうなずき

「うん、わかった、改めてよろしく雅一君!」

と返事を返した

「おぅ!改めてよろしく、だな!!」

彼も笑う

うん、やっぱりいい奴だな

 

「そういえば」

雅一と柳火が話していたため、喋ることのできなかった星夜が口を開いた

「次の授業って、戦闘訓練だろ?」

「え?あぁ、そういえば」

「そうだったか!?」

柳火は理解していたようだが、雅一は忘れていたらしく「やべーな」とでも言いたげな顔をしていた

 

この学園は、前にも説明したように、軍事学校であり、能力者を育成する施設である。

そのため、教科には「戦闘訓練」があったり、体育で模擬戦闘を行ったりする。

成績は、戦闘訓練や、模擬戦闘の時などに獲得した「ポイント」がそのまま成績となる。

そして、勉強の成績が良くなかったとしても、戦闘成績が高ければ、かなり評価される。逆に、戦闘成績が低いといくら勉強を頑張ったとしても、高評価は得られない。

なんと柳火は驚くべきことに、戦闘成績が恐ろしいほど低いのだ

「僕、戦闘って苦手なんだよね・・・」

「あ、あぁぁ、お前の成績ってそういえば・・・・」

「やばかったよな、スゴヤバ」

二人の表情が曇る。

もちろん柳火は無表情になってしまっている

柳火の戦闘成績が低い理由、それは

 

能力を、いっさい使っていないのだ

能力を使っていない状態の彼は、凡人なみの力しか持ち合わせておらず

戦えば、必ず負けるレベルだった

戦闘訓練では、基本ができても、それ以上の応用や、高度な技術が扱えず、他の生徒より、かなり遅れている。

「柳火、能力使ったらどうだ?このままだと・・・・・」

「わかってるよ・・・・・・・・!」

いつもはやさしい彼の顔は、今ばかりは、睨むような、恐ろしい形相だった。

「・・・・・柳火?」

二人は知らなかった

柳火の心の「闇」を

「・・・・・わりぃ、触れちゃいけねぇことだったかな、能力に関しては」

「っ、ご、ごめん、そんなつもりじゃ・・・・・」

「いや、いいんだ!悩みがあんなら相談しろよな!!!」

励まされる

あまり、あまりうれしくはなかった・・・・・

 

1時間目が開始された

「よぉし!!全員いるな!!これより!模擬戦闘テストを行う!!」

おおきな声で説明を行う強面の教師は、戦闘訓練科担当の

「後藤 憐崩(ごとう れんほう)」という。

熱血漢で、とにかく熱い、が生徒のことを第一に考えてくれるいい教師だ

それにすごい筋肉だ・・・・・・・・

「ルールは知っているな!?1対1で戦闘し、相手を起き上がれない状態にするか、それか相手を殺す!!これで勝敗を決する!!」

「だが!!俺はお前らに誰一人死んで欲しくはない!!そこで!俺流のルールで戦ってもらう!!!」

歓声が上がる

そう、憐崩先生は生徒を第一に考えるため、死者を出さないように、自己流のルールで戦わせてくれる。

そのため、他の教師とは比べ物にならない、圧倒的人気を誇る、そう、たとえるなら、父親的存在だ。

6、7歳のころからここに通う生徒たちにとって、これほど暖かい存在はいない

それにすごい筋にK((

「俺ルール第一!!」

そう憐崩先生が言うと生徒たちも「第一!!」などと復唱し、叫ぶ

子供じみてはいるが、心が温まるような感じがする。

「地面に倒れこんだまま10秒間起き上がらなかったらその場で負けとなる!!」

「俺ルール第二!!」

生徒「「「第二!!」」」

「制限時間は一時間とするっ!!」

「俺ルール第三!!」

生徒「「「俺ルール第三!!」」」

「相手を!殺してはいけないっっ!!!」

わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

再び歓声があがる

それはまるで感動的な「なにか」を見た時のように

 

こうして、戦闘は開始される・・・

戦闘訓練は他の教科と違い一時間三十分を使用する

きっと模擬戦闘が終わった後は食事会でもするんだろうか

(まだ、朝だけどね)

 

組み合わせ表が配られる

そこには、望まなかった、たたかいたくなかった人物の名が記されていた

「千崎 柳火 対戦相手 星夜」

彼は、戦慄した・・・・・・・

 

 

 

 

 

あとがき

どうも夏風邪でっす

いやぁ2話までかきましたがねぇ・・・・

 

内容がksとしか思えない、いやそうとしか言いようがない

 

もうこれはやばい

なにをかいてるんだか俺は

まぁ所詮適当に趣味で空いた時間使って描いた小説なんてこんなものか

 

さて2話は星夜クンのエピソード!

フユさんありがとです!!

まぁ前回よりは多少ましになってると思います!